SUPER FLYING TOKYO

February 1–2, 2014

Introduction

Rhizomatiksと真鍋大度が親交のある海外アーティストを招いて開催してきた、デジタル・クリエイティブのイヴェント「Flying Tokyo」。第一線で活躍するデジタルアーティストのトーク、ワークショップ、パフォーマンスなどを通して、東京のデジタル・クリエイティブシーンに大きな刺激を与えてきました。

その「FLYING TOKYO」を、スペシャル版「SUPER FLYING TOKYO」として2014年2月1、2日の2日間に渡り開催いたします。2月1日にはラフォーレ原宿を会場に、世界的に知られるデジタル・クリエイターによるトークを、2月2日には渋谷ヒカリエにてワークショップを、さらに2月1日の夜にはナイトパーティを予定しています。

ゲストは7名。ART+COMのユッシ・アンジェスレヴァ、科学者・発明家・デザイナーのイワン・プピレフ、アーティストのアーロン・コブリン、CreativeApplications.Netの創設者/チーフ・エディターであるフィリップ・ヴィスニジック、oFコミュニティのアーティストであるカイル・マクドナルド、韓国のメディアアーティストのビョンサム・ジョン、Google Data Arts Teamのジョノ・ブランデルら。

学生を中心に、日本でメディアアートの道を志す皆様にとって、自らの可能性を広げる良い機会となれば幸いです。

Rhizomatiks and Daito Manabe proudly present “Super Flying Tokyo” on February 1st and 2nd, 2014.

All through previous Flying Tokyo sessions we have invited internationally acclaimed digital artists to cultivate Tokyo's creative scene by introducing their talks, workshops and performances.

This time Super Flying Tokyo will take place at La Foret Museum Harajuku on Day 1 with a conference on their creation, and at Shibuya Hikarie 8/COURT on Day 2 with technical workshops. We are throwing a party after the conference. Time and venue is TBA.

Jussi Ängeslevä (ART+COM), Ivan Poupyrev (scientist/inventor/designer), Aaron Koblin (artist), Jono Brandel (Google Data Art Team), Filip Visnjic (founder/editor-in-chief of CreativeApplications.Net), Kyle McDonald (artist/openFrameworks community), Byeong Sam Jeon (media artist/KoIAN) will be invited as speakers.

We hope “Super Flying Tokyo” will be a great opportunity for you to encourage yourself to explore and create what's coming next to media art in Japan.

Day 1

Creators Talk

  • 2月1日 (土) 13:00–19:00 [開場 12:30]
  • ラフォーレミュージアム原宿
  • 参加無料、定員300名(要事前申込)
    受付終了!定員に達したため受付を終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。
  • 同時通訳あり
  • February 1 (Sat) 13:00–19:00 [OPEN 12:30]
  • La Foret Museum Harajuku
  • Admission Free, Cap. 300 (Pre-reg. Required)
    Registration is closed! Thank you for your interest, we closed the registration form due to a capacity limit.
  • Interpreter available

Day 2

Workshop

  • 2月2日 (日) 13:00–18:00 [開場 12:30]
  • 渋谷ヒカリエ 8/COURT
  • 受講:3,000円、定員各20名(要事前申込)
    受付終了!定員に達したため受付を終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。
  • 見学:無料、定員先着100名(申し込み不要)
  • February 2 (Sun) 13:00–18:00 [OPEN 12:30]
  • Shibuya Hikarie 8/COURT
  • Participant: 3,000JPY, Cap. 20 each (Pre-reg. Required)
    Registration is closed! Thank you for your interest, we closed the registration form due to a capacity limit.
  • Spectator: Admission Free, Cap. first 100 (No-reg. Required)

Party

SFT Night Party

  • 2月1日 (土) 19:30–23:00
  • KATA, Time Out Café & Diner
  • 入場料:2,000円(Talk 参加者:1,500円)
  • February 1 (Sat) 19:30–23:00
  • KATA, Time Out Café & Diner
  • Entrance: 2,000JPY (Talk participants: 1,500JPY)
LIVE:
YJY (Young Juvenile Youth)
DJ:
Nao Tokui (qosmo), Phaseworks, Daito Manabe + Setsuya Kurotaki

Artists

Aaron Koblinアーロン・コブリン

http://www.aaronkoblin.com/

データ及びデジタル・システムを扱うアーティスト/デザイナー。GoogleのData Artsチームを率いている。

Aaron Koblin is an artist and designer working with data and digital systems. He leads the Data Arts Team at Google.

今、世の中にあるopen source/data visualization/参加型二次創作コンテンツのほとんどはAaronの影響を受けていると思って良いと思います。彼が手掛けた「New York Talk Exchange」、「Ten Thousand Cents」、RadioHeadの「House of Cards」、「The Jonny Cash Project」など、どれもデータを用いたアートや参加型の作品を作りたい人なら必ず知っておきたい作品ばかり。Perfume Global Siteも彼のプロジェクトにかなりインスパイアされて生まれたものです。個人的に、アーロンとはSonar Barcelona x OFFFやEyeo Festivalなど、海外のイベントで一緒になることが多くて、よく飲みに行きます。今回はアーロンがリードする Googleのthe Data Arts TeamのJono Brandel も来日して、Data Arts, Data Visualizationに関するワークショップを開催してくれます。

Byeong Sam Jeonビョンサム・ジョン

http://koian.org/
http://bsjeon.net/

国際的に評価を受けるメディア・アーティストであり、韓国ソウルのロボット&ニューメディア・コンテンツ会社であるKoIAN (Korea Interdisciplinary Arts Network) のCEO。

Byeong Sam Jeon is an internationally recognized media artist who works as CEO of KoIAN, the robot & new media content company in Seoul, Korea.

ビョンは韓国でコミッション、アート、リサーチを万遍なく行っているKoianという会社を設立しています。会社規模も30名くらいで、ライゾマに非常に近い形態なんですよね。彼自身はカイルの学校の先輩で、僕とは札幌国際芸術祭の会場下見で始めて会いました。ビョンがすごいのは、アーティスト肌でありつつアートワークと会社の経営、curiosity vs commitmentのバランスが良くとれているところ。いったいどうやってそのバランスを取っているのか、そして隣国韓国のシーンを紹介してもらいたいと思い声をかけました。

Filip Visnjicフィリップ・ヴィスニジック

http://www.creativeapplications.net/
http://resonate.io/2013/

ベオグラード出身、現在はロンドン在住の建築家/講師/キュレーター/ニューメディア・テクノロジスト。ニューメディアを用いたプロジェクトのディレクションを得意とする他、アート、デザイン、テクノロジーに関する様々なブログや雑誌に携わってきた。CreativeApplications.Netの創設者/チーフ・エディター、Resonateフェスティバルの共同創設者/キュレーター、そしてHOLOマガジンの編集ディレクターを務めており、イギリスの複数の大学でレクチャーを行っている。

Filip Visnjic is an architect, lecturer, curator and a new media technologist born in Belgrade now living in London. He specialises in directing new media projects while also contributing to a number of blogs and magazines about art, design and technology. He is the founder and editor-in-chief of CreativeApplications.Net, co-founder and curator of Resonate festival, editorial director at HOLO magazine and he lectures at a number of universities in the UK.

フィリップは、テクノロジーを使ったアート表現に興味があるなら必ず一度は見たことがあるWebメディア「CreativeApplications.Net」の主宰者です。世界中からテクノロジーを使ったアート・プロジェクトを見つけてきては詳細に紹介している重要なメディアですね。我々も何度も作品を紹介してもらっています。フィリップはすごくエネルギッシュに活動していて、2013年にはアート、サイエンス、テクノロジーを扱う雑誌「HOLO Magazine」を創刊して、さらに、世界中のテクノロジストやアーティストが集まってワークショップやパフォーマンス、プレゼンテーションをするフェスティバル「Resonate」も主宰しています。アーティストらにとっても情報交換の場になっている重要なイベントです。2014年4月に行われる回では、僕もカイルくんとのコラボレーション作品を発表します。 日本では、フィリップや「The Creators Project」が扱っているアート、デザイン、テクノロジーにまつわるシーンを伝えるメディアがまだまだ足りていない気がするんですよね。講演ではそのあたりの重要性について語って頂きたいと思っています。

Ivan Poupyrevイワン・プピレフ

http://www.ivanpoupyrev.com/

デジタル/フィジカルの現実感を融合した斬新なインタラクティブ・テクノロジーを創造するサイエンティスト/発明家/デザイナーであり、数々の受賞歴を誇る。これまでにWalt Disney Imagineeringや東京のSONY CSLで研究を行っており、現在はシリコンバレーに拠点を移してGoogleのMotorola ATAPディビジョンにてR&Dチームを率いている。

Dr. Ivan Poupyrev is an award-winning scientist, inventor and designer creating cutting edge interactive technologies that blend digital and physical realities. Ivan is currently leading a research and development team at Google's Motorola ATAP division based in Silicon Valley. Prior to Motorola he was at Walt Disney Imagineering and Sony CSL in Tokyo.

イヴァンはSony CSLでは暦本純一氏と共に研究を行い、Disney Research Pittsburghのシニアリサーチサイエンティストを経てGoogleのMotorola ATAPディビジョンにてR&Dチームを率いるというものすごい経歴の持ち主で、非常に興味深いインタラクションデザインを幾つも発表しているんです。僕が彼と初めて出会ったのはSony CSL時代ですね。イヴァンがDJで僕がVJという謎のパーティーで一緒になったのがきっかけ。Eyeo Festivalなど海外のイベントで一緒になることが多かったし、彼の研究対象である「タッチセンシング」に興味があって、僕も作品を作っていたのでもう興味津々で話をさせてもらってました。今回はDisneyのプロジェクトを中心に様々なプロジェクトを紹介して頂きます。

Jono Brandelジョノ・ブランデル

http://jonobr1.com/

1986年生まれ。グラフィック・デザインと、コンピューター・デザインのコンビネーションという2つの基礎的訓練から生み出された人物。その結果はさまざまな混合物の形態となるが、通常はスクリーンというコンポーネントにおいて表出している。彼はジャンルを超えた美学を探求する人物なのである。

Jono Brandel (b. 1986) relies on the combination of two fundamental disciplines: Graphic Design and Computer Programming. The results of this mixture vary in form, but usually have a screen-based component. He explores procedural aesthetics.

Jussi Ängesleväユッシ・アンジェスレヴァ

http://www.artcom.de/

ベルリン芸術大学のデジタル・メディア・デザイン領域で教鞭を執るほか、副クリエイティブ・ディレクターとしてデザインチームART+COMを率いる。

Jussi Ängeslevä holds a professorship at the Berlin University of the Arts in digital media design and leads the design team at ART+COM as Vice Creative Director.

ユッシはART+COMという30年間続いているニューメディア/メディアアートを応用したデザイン会社のデザインディレクターです。BMWのプロジェクト「kinetic sculpture」(2009年)で知っている人も多いのではないでしょうか。彼とは2008年にワークショップでベルリンに行って以来の友人です。Ars Electronicaを始めとした海外のフェスティバルで一緒になることが多いのですが、記念すべきflying tokyoの第一回目でもトークしてもらいました。「kinetic sculpture」発表の当時は上海万博の時期とも重なり、複数のエージェンシーから同じ様な展示を作って欲しいと言われたりしました。ちなみにそのきっかけから色々と紆余曲折あって出来上がったのが「particles」です。彼らのデバイスを駆使したインスタレーションはフォロワーを数多く生み出しましたが、依然として唯一無二の存在。Ars Electronica Centerでも彼らのプロジェクトが多数展示されています。

Kyle McDonaldカイル・マクドナルド

http://kylemcdonald.net/

コードを駆使するアーティスト。openFrameworksのコミュニティ・マネージャー、FAT Labのメンバーでもある。

Kyle is an artist who works with code, the community manager for openFrameworks and a member of FAT Lab.

カイルはNYのアーティストで、若手クリエイティブコーダー、メディアアーティストの大注目株と言ったところでしょうか。彼が作ったofxCv、ofxFaceTrackerなどのopenFrameworksのaddonsに、世界中の人が日々助けられています。彼の技術面やクリエイティブコーディング業界への貢献も相当ですが、それに加えて「オープンにするとはどういうことか」という点に着目して、面白い作品を次々に生み出しているところが凄いんです。その辺を紹介してもらいながら、2013年の新作「light leaks」をモチーフにワークショップを開催してほしいとリクエストしました。カイルと僕との仕事は「Night Lights」、「Janus Machine」等の作品制作やDigital Interaction Workshopの講師などですね。

Locations

Creators Talk

ラフォーレミュージアム原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6-6F
La Foret Museum Harajuku
6F 1-11-6 Jingumae, Shibuya-ku, Tokyo

Workshop

渋谷ヒカリエ 8/COURT
東京都渋谷区渋谷2-21-1-8F
Shibuya Hikarie 8/COURT
8F 2-21-1 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo

SFT Night Party

KATA, Time Out Café & Diner
東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
KATA, Time Out Café & Diner
LIQUIDROOM 2F 3-16-6, Higashi, Shibuya-ku,Tokyo

Entry

Creators Talk

  • 受付終了!
    定員に達したため受付を終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。

    参加希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。
  • 申し込み多数の場合は先着となります。
  • イベントに先立ってお申込みを締め切らせて頂く場合があります。
  • 同時通訳レシーバーは数に限りがございます。貸し出しは先着順です。
  • 会場での飲み物の販売はございません。ペットボトルのみ持ち込み可能ですが、空きボトルはお持ち帰りください。
  • Registration is closed! Thank you for your interest, we closed the registration form due to a capacity limit.
    Please submit your name and contact information in the form below.
  • The first 300 persons will be accepted.
  • We may close registration early.
  • The supply of simultaneous interpretation receiver is limited, and is provided on a first-come-first-served basis.
  • No drink service available, bring and take your own bottle back.

Workshop

  • 受付終了!
    定員に達したため受付を終了いたしました。沢山のご応募ありがとうございました。

    受講希望者はEメールでお申し込みください。件名を「SFTワークショップ」とし、本文に「希望のコース、お名前、電話番号、メールアドレス、プログラミングスキル、使用マシン」を明記してください。
  • 見学者は申し込み不要です。当日そのまま会場へお越しください。
  • 申し込み多数の場合は抽選となります。
  • イベントに先立ってお申込みを締め切らせて頂く場合があります。
  • 受講料は、当日受付にてお支払いいただきます。領収書が必要な方は、当日支払いの際にお申し出ください。
  • 会場での飲み物の販売はございません。ペットボトルのみ持ち込み可能ですが、空きボトルはお持ち帰りください。
  • Registration is closed!
    Thank you for your interest, we closed the registration form due to a capacity limit.

    To participate in the workshop, please send us an email with “SFT Workshop” in the subject line. In the body of the email include course A/B, your name, telephone number, email address, your programming skills and the model of your laptop.
  • No registration is required for spectators.
  • Participants will be chosen by lot, if we receive over 20 registrations.
  • We may close registration early.
  • Participants shall pay the fee at the entrance. Please request the receipt as needed.
  • No drink service available, bring and take your own bottle back.

SFT Night Party

  • 事前申し込みは不要です。直接会場にお越しの上、受付にて代金を支払ってご入場ください。
  • No registration is required. Please pay admission at the entrance.

Contact

イベントに関するお問い合わせはこちら
event@rhizomatiks.com

For any enquiries, please contact at event@rhizomatiks.com

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