Elevenplay x Rhizomatiks Research

24 drones

Abstract

24台の小型ドローンと3人のダンサーによるパフォーマンス作品。大量のドローンが機械学習の手法を取り入れることで、お互いにぶつからない安全な距離を常に保ちつつ、美しいコンポジションを生成する。それが本作品の目指したところである。
ドローンは編隊を組みながら飛行するが、その動きはダンサーの動きに連動して機械学習で自動的に生成されたもので構築している。機械学習はドローンに動きの効率性、安全性を加えるとともに、コンポジションの美しさをも与える。これによってより複雑で有機的なドローンとダンサーのインタラクションを実現している。

Technical background

ドローンのエンターテイメントへの拡張が進む中、安全面での課題以外にも大きな課題がある。それは、3次元空間での動きのデザインである。数台のドローンの動きであれば、人間が操作することも、コンピュータで動きのデータを作成することも容易だが、それが数十台、数百台となったとき、1台1台の動きを手作業で制作するのは現実的ではない。
CG映像の中であればオブジェクト同士の衝突も問題ないが、ドローンの場合は衝突は致命的な事故になってしまう。機械学習の手法を取り入れることでこの問題が解消され、人間の創りだした振り付けとはまた異なる、機械学習による美しいコンポジションを生成した。

Making

腕の位置、角度を解析し6台のドローンをコントロール
姿勢を解析し24台のドローンをコントロール

Drone Specifications

DRONE IMG001
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DRONE IMG006

Credit

  • Artistic direction and Choreograph:
    MIKIKO(ELEVENPLAY)
    Music:
    Setsuya Kurotaki(Rhizomatiks Research)
    Dancer:
    SAYA SHINOHARA(ELEVENPLAY)
    YUKA NUMATA (ELEVENPLAY)
    ERISA WAKISAKA(ELEVENPLAY)
  • Artistic direction and drone +
    light programming:
    Daito Manabe (Rhizomatiks Research)
    Drone design and development:
    Motoi Ishibashi(Rhizomatiks Research)
    Momoko Nishimoto(Rhizomatiks Research)
    Tomoaki Yanagisawa(Rhizomatiks Research)
    Drone light sphere design:
    Katsuhiko Harada(Rhizomatiks Research)
  • Support:
    Rhizomatiks and ELEVENPLAY
    Motion Capture system:
    Crescent,inc.