Daito Manabe + Motoi Ishbiashi

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Abstract

高速で明滅するLEDライトを使ったインスタレーション。内照式の球形バルーンは、肉眼で見るとシンプルな白いライトに見えるが、スマートフォンのカメラで撮影すると、ローリングシャッターエフェクトによって様々な色のストライプが現れる。赤、青、緑、シアン、イエロー、マゼンダの点滅間隔をマイクロセコンド単位で無線制御することで、様々なパターンが浮かび上がる。肉眼では残像効果により白い光に見えるが、実際には人間が知覚出来る限界を遥かに超えたスピードでパターン明滅しているのである。
LEDライトのバルーンが「メディアアート」の作品として発表されることもあるが、本作品は、鑑賞者が作品を撮影することを介し「見えないものを見る」ことによって、普段知ることのないことを知る気づきを促す。肉眼ではとらえきれない現象を身近なテクノロジーで可視化する作品である。

Exhibition

MEDIA/ART KITCEN / Bangkok, Tailand / 2014.01
STRP Festival / Eindhoven, Netherlands / 2015.03

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Credit