'discrete figures'は、AR、ドローン、プロジェクションマッピングなど多数の実験的手法がELEVENPLAYのダンサーのポエティックな感性と巧みに融合している。ライゾマティクスの作品群の中でも絶対的に最重要な作品であり、非常に野心的な舞台公演。ダンサーは洗練された最新のテクノロジーと出会う、まさに前例のない作品である。彼らは常に驚くべき圧倒的な経験を生み出す。'discrete figures'は輝かしい勝利を収めている。
'discrete figures'は高揚感に満たされる作品であり、我々を新たな次元へと導く。最新鋭の視覚的ソリューションが見事なデジタルの没入感をもたらし、バーチャルとフィジカルの世界が融合してゆく。'discrete figures'は現代の集団的イマジネーションを引き出すことに成功した。お見逃しなく。
とにかく素晴らしい。ダンスと音楽があなたの体の全ての部分に感動を与えるだろう。純粋な感覚が生み出す詩のような作品。
純粋な状態で「共生」するデジタルと身体の美しさ。ライゾマティクスとELEVENPLAYのその「共生」が本作で驚異的なレベルに達した。'discrete figures'を少しでも鑑賞すれば、何がリアルで何がリアルでないかという考えは吹き飛んでしまう。
絶対に魅了される作品。少しとっつきにくいと思われることもあるかもしれないデジタルの世界において、非常にポエティックにテクノロジーの可能性を目の当たりにすることは喜びであり、安堵感が得られるものでもある。観る人全てにひらめきを与え、心を奮い立たせる本作は、アーティストがメディアの美徳の領域に踏み込んだ、傑出した事例である。
'discrete figures'は非常に印象的な作品である。このようなインタラクティブパフォーマンスは初めてで、公演中、シーンに没頭した。真鍋大度さんとELEVENPLAYの今後のクリエーションにも期待しています!
バーチャルと生身の人間による振付が調和した革新的なマルチメディアパフォーマンス!ELEVENPLAYのダンサーが表現する美しい動きによって、人間と人工知能の関係を再考させる機会をライゾマティクスリサーチは与えてくれた。真鍋大度と彼のチームは、テクノロジーを新たな機軸で刷新し、アーティスティックにまとめ上げた。我々が目にしたのは、時代を先取りした唯一無二の試みである。
マシンラーニングやAR技術を駆使し、スモークやミラーと置き換える演出を手掛けた'discrete figures' 。ダンスとは何か?今後の可能性は?そんな問いと向き合わずにはいられない作品であった。ELEVENPLAYのダンサーが自身のアバターと呼応し合うシーンは印象的で、身体とピクセルが接する様は言葉では表せない瞬間だった。まさに、コレオグラフィにおける表現上のボキャブラリーが、最新のテクノロジーによっていかに豊かになり得るのかを明示した作品である。
- 新たなテクノロジーによって、ダンスと舞台美術がいかに変容し得るのか。'discrete figures'は、それを最初からから最後まで綿密に描いた作品である。
- 中でも、ELEVENPLAYのダンサーの流麗な動きを、細部に至るまで精密に映し出すテクノロジーは、あたかもレンズのように作用し、見事な演出の一つだった。コンピュータに振り付けの仕事が課され、マシンラーニングを用いて、大胆な静止画(スチル)が振り付けられるシーンは、人間とコンピュータとの関係性に対する私たちが抱いている日常的な先入観を揺るがすものであった。
ELEVENPLAYとライゾマティクスリサーチによる'discrete figures' が示すもの、それは、独創的でエレガントな振り付けのダンスと新たなテクノロジーを駆使した人工知能と我々との関係性を示す、ひとつのビジョンである。
期待に胸を膨らませ、鑑賞後、畏敬の念を覚える作品。それが 'discrete figures' だ。アートとテクノロジーの最先端の分野で仕事をしているお陰で、こうして大度と彼のチームによる素晴らしいパフォーマンスに巡り会えた。私はなんて幸運なんだと感じたよ。
素晴らしいパフォーマンス、それを満喫する観客。全く特別な夜だった。モントリオールの人々は、非常に洗練されたアーティスティックなテクノロジー表現に触れる機会が多い。しかし今回は、ダンサーが自らのバーチャルな影とインタラクトする、言わば未来の頂点であった。大変ユニークで時代の先を行く作品”discrete figure”の世界初演に立ち会えたことをとても光栄に思う。ELEVENPLAYとライゾマティクスリサーチの全員がモントリオールでのあらゆる経験を楽しみ、彼らにとってこの機会が価値ある挑戦であったと信じている。もう一度、心から感謝を伝えたい。モントリオール、東京、或いは他のMUTEK開催地で再びコラボレートできることを心より願っている。
サンフランシスコのGray Area Theaterで3夜にわたり開催されたライゾマティクスとELEVENPLAYのパフォーマンス‘discrete figures’アメリカ初演は、鑑賞者から絶賛を浴びた。ダンスとテクノロジーが見事に融合し、ダンス関係者はそのクオリティの高さに惹きつけられ、シリコンバレーのデベロッパーはコンピュータービジョンの高度な使い方に目を見張った。我々Gray Areaが彼らと仕事ができたことは大変有意義だった。近いうちにまたベイエリアに招待したい。
本作は、ダンスとテクノロジーを組み合わせることによって可能な、最先端のパフォーマンスを真に表現している。時代を先駆けたポップな感性で、複数のテーマに果敢に挑戦し、見どころが満載の作品。一員として参加出来たことを非常に光栄に思う。
'discrete figures'は美しいダンスの振り付けとモーショントラッキング、データドリブンコンピューターグラフィックスが細部至るまで配慮され、調和した作品であった。ダイナミックに可動するキャンバスに投影されたダンサーの映像と生身のダンサーが絶妙に同期/非同期することにより、考え抜かれたシンプルさとエレガンスがその半透明スクリーンに投影されている。ダンサー、テクノロジー、データ、照明、映像など、舞台上で展開される各要素のフォーカスが連続的に切り替わる本作は、パフォーミングアートにおいて新たな興味深い表現を示している。
'discrete figures' は過去に観たあらゆるパフォーマンスのうち、最も魅力的で興味深いパフォーマンスの一つである。そのストーリーから表現に至るまで、あらゆる要素が組み合わさった様子に、公演中まるで未来にいるような気分になった。未だに畏敬の念を抱いている。遊び心があり、また少しダークな雰囲気を纏った人工知能とARの表現も実に素晴らしかった。
バルセロナ / マドリード 公演
モントリオール / MUTEK IMG 公演
サンフランシスコ / Gray Area 公演